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 痛くて長く歩けない もしかして腰部脊柱管狭窄症かも (東大阪市 整体 献身堂)

 痛くて長く歩けない もしかして腰部脊柱管狭窄症かも     (東大阪市 整体 献身堂)

腰部脊柱管狭窄症について今回書いていきたいと思います

まず、誤解されている人もおられると思いますがこの病気は高齢者だけがなる病気ではないです

早い人では40代後半から発症し、年をとるにつれて発症頻度が高くなるやっかいな整形外科疾患です

文字から分かるように腰の背骨である腰椎という5つの骨があるのですが

その5つの骨の後ろ側に脊髄が通る穴がそれぞれあります。

きれいにその穴がそろうと筒状になるので脊髄が圧迫されないのですが

腰椎はダルマ落としのように並んでいるので

加齢などで骨自体が変形したり
骨と骨を繋いでいる靱帯が太くなりその穴を狭くしたり
体型がかわって姿勢が悪くなり反り腰がきつくなったり

などで脊髄の通り道が狭くなります

脊柱管狭窄症

という名前がついてます

今回のは腰の部分なので腰部と名前が追加されます

症状は

①太ももからふくらはぎやすねにかけてしびれや痛みが出る
②しびれや痛みがしばらく歩くと強くなり腰を曲げる姿勢で休むと楽になる
③立っているだけでしびれたり、痛くなったりするので長く立ってられない

があります

腰部脊柱管狭窄と整形外科で診断されるとまずはのみ薬による治療とリハビリが行われます。

プロスタグランジンE1が処方され神経への血流を改善する効能があります

多くの場合3か月ほどである程度の改善が見込めます

痛みが酷くなかなか改善されない場合 プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)や非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)など
が使われるとのことです

歩けないほど痛みが強い場合は、局所麻酔薬を注射して神経ブロックを行われます

しかし、薬や注射は脳に痛みの刺激が届かないように阻害しているだけで
実際の患部からは痛みがでているはずなんです

なので、痛みを感じなくて頑張りすぎると薬や注射が切れると痛みが増す場合があり
だんだん、薬や注射に体が慣れて効きにくくなります

本当なら根本的に治るはずはないのです

ではなぜ、3ヶ月ぐらいで改善するのでしょうか

骨の変形や靱帯が太くなったりしての症状なら本来なら手術しないと
痛みやしびれが取れないはずなんです

しかし、リハビリでよくなった人を何人も見てきました

その人たちは来院されたときは背中が丸まり胸部が猫背で腰が反り腰に
なっている背骨が前後で曲がっていました

例え話しですがストロー穴に糸を通そうとした場合

穴が大きくまっすぐな方が通しやすいですよね

穴が狭く途中でグニャグニャ曲がっている所に通そうとしても通しにくい

これは誰が想像してもわかると思います

なので、姿勢をよくするような運動をして背骨を支える筋肉を鍛える

リハビリをしていきます

特に 腹筋 を鍛えるのですが

腹筋を鍛えると肋骨と骨盤についているので腹筋を鍛えると肋骨と骨盤が近づくので

反っていた腰がまっすぐに近づく算段です

腹筋を鍛える時は、あごを引かないと腹筋に力が入りません

嘘だと思う方は
一度あおむけであごを突き出したままで頭を起こそうとして下さい
上体を起こすことができないと思います

しかし、あごを引いて腹筋運動をすると体を起こすことができます

なので、あごをしっかし引いて行う方がよいです

注意としては腹筋運動では頭が完全に浮かなくてもいいです
おへそをみるようにすこし浮くぐらいで運動になります

今まで、腹筋運動が大事ですよと書いてきましたが

ここですこし話しを変えますね

腹筋運動してもなかなか続かないし、また筋肉つきにくいんですよね

前述した腹筋は肋骨と骨盤についてます

反り腰でもあまりひどくないと肋骨と骨盤を腹筋運動で近づけることが
できるようになるのですが

反り腰が酷すぎると腹筋自体が伸びきっていて収縮できなくなっていることが
多いです

なので、背骨をある程度元の状態に戻してから腹筋運動をしないかぎり
上手く腹筋を鍛えることができるはずがないのです

また、腹筋運動と聞くと皆さんは頭を起こして上体を完全に起こすものだと思われていますが

姿勢をよくするこの運動はダメです

背骨をまっすぐした状態を維持する筋肉を付けたいのに

背骨を動かすと維持できなくなります

なので、

あおむけであごを引いて、お腹に両手を置き、両膝を立てたり伸ばしたりする運動を
私は指導しています

確認してもらったらよいのですが、何も力を入れていないとお腹の所を両手で押せば
沈みます

しかし、あごを引くと少し固くなり、沈みにくくなります
さらに両膝を同時に曲げようとするとお腹にすごい力が入ります

完全に膝を立ててしまうと腹筋はゆるみます

これを深呼吸と一緒に行うと効率がよいのです

なぜなら、背骨は動かないが背骨を支える筋肉は収縮して固くなります

深呼吸のタイミングを書くのを忘れていたので追加します

最初に息を吸い、吐きながら両膝を同時に曲げで膝立ちにして下さい

足裏は浮かないようにしてください

いろいろ試して、この方法が効率が一番良かったので紹介しました

詳しく知りたい方は 献身堂 までお越しください

献身堂 馬野

072-968-7654 ご予約