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私たちは自分の体を思い通りに動かす能力があります

これを

専門的にはコーディネーション能力と呼びます

 

これらは7つに分類され

①定位能力
　鬼ごっこやボール競技などで用いられ、人と人との位置や人と物の位置関係を認知する能力です

②リズム能力
　音楽や合図にのって体を動かすダンスや集団演技に用いられる能力です

③バランス能力
　スキーやスケートなど不安定な状況で全身のバランスをとる能力です

④反応能力
　車の急ブレーキなどのようにあるきっかけに対して素早く、正確に体を動かす能力です

⑤変換能力
　野球などの球技で状況に合わせて瞬時に定位能力と反応能力を連携させて
　状況変化について予測する能力です

⑥連結能力
　野球の投球やバッティングなどのように筋肉や関節をなめらかに無駄なく連動させて動かす能力です

⑦識別能力
　テニスや野球、ゴルフのように道具を正確に使用する能力です

 

といったものになります

 

これらのどれか一つでも若いときに比べると低下していると

 

私たちは老いを感じます

 

これらをできるだけ落とさないようにするには

運動を定期的に行うことが大切です

 

筋肉は使わないと落ちていきます

 

データとしては

寝たきり状態になると

1日3～5％の筋肉が萎縮すると言われます

 

また、55歳ぐらいから筋肉量が急激に減少することも

報告されています

 

 

適切な運動量としては

東京都保健医療局によると

18～64歳で

息がはずみ、汗をかく程度の有酸素運動を

1週間の合計で60分間することとなっています

 

１時間ぶっ通しでしなくてもよいので

週三回　20分ずつでもいいということになります

時間を短くするのであれば回数を増やせばよいという考え方になります

 

すこしでも運動するきっかけになれれば幸いです

 

 

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