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膝が曲げる時だけ痛い(東大阪市 整体 献身堂)
普通に立っている時は膝がそれほど痛みがでない
膝を曲げる時だけ痛みだす
このように言われる患者さんがおられます
いくつかのパターンがあります
①曲げようとしたとき、膝のお皿の上、外側が痛む場合
②曲げようとしたとき、膝のお皿の下、内側が痛む場合
③曲げようとしたとき、膝の裏側が痛い場合
大半がこの3つに分かれることが多いです
①の場合は太ももの筋肉(大腿四頭筋)が外側に捻れた状態になっていて
日頃から足の小指側に体重が乗っていることが多いです
簡単に言うとO脚の状態になっていることが多いです
②の場合、立ち上がりとかに膝が内側に入りやすい方が多いです
太ももの筋肉(半膜様筋、半腱様筋、薄筋、縫工筋)が付着する鵞足が引っ張られて
痛むことが多いです
③の場合は膝裏がむくんでいる状態になっていることが多いので
座る時間が長く、冷え性の方がなりやすいです
①~③のリハビリ内容の一部を紹介します
①の場合は座位で両膝を合わせた状態で足首を左右に開く運動をして貰います
捻れているので元の位置に戻る様に筋肉を操作します
②の場合はボールやクッションを膝に挟んだ状態で立ち上がりの練習をします
ボールがあるので膝が内に入りづらくなった状態で膝の曲げ伸ばしをする筋肉を
コントロールすることを体で覚えて貰います
③の場合はリンパドレナージをしてそのあと、
家に帰ってから湿布を膝の後ろに張って貰うように指導します
膝の後ろがむくむということは皮膚が伸びていることを意味しますので
何回でもむくむ可能性があるため、皮膚の張りすぐには戻せないので
その代わりを湿布にして貰うという考え方です
皮膚は伸びてしまうとなかなか縮ません
100kgに太られていた人が50kgに急激にダイエットしたときも
皮膚だけは縮まらずに垂れ下がり、手術で切り落として縫い合わせることが
あります
なので、むくんだ箇所は皮膚が伸びているので隙間ができていて
人間の体の中は真空は作れないので何かで埋めようとします
それが水分なのです
よってむくむと膝裏に水風船が挟まっているようになり痛むのです
今回は大まかに説明させて頂きました
しかし、人間の体は不思議な物でしっかり3つに分かれる訳では無く
複数がいっぺんに起こっている患者さんもおられます
なので、対面でしっかりと特大の鏡を用いて体をチェックさせていただき
あなたにあったベストな施術をさせて頂きます
献身堂 馬野