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荷物を持ち上げる時に腰が痛めた(東大阪市 整体 献身堂)
引っ越しなどで荷物を持ち上げるときに腰が痛むことがあると思います
これは、股関節や膝を伸ばしきることができないと起こりやすいです
なぜなら、中腰のような状態で無意識に体を起こそうとすると腰から反らして
立ち上がろうとします
元気な人も重たい荷物を持ち上げようとして背中に力が入ると思います
背中に力を入れると背筋群が緊張するので腰を反らそうとします
しかし、本来は重い荷物を持ち上げるとき両腕のワキを締めて固定し荷物を
できるだけ体に近づけて、両足の力で持ち上げると割りと軽くあがります
赤ちゃんを抱えて立ち上がる要領です
なぜか、段ボールになると腕だけで持ち上げようとしてしまい、
背筋を過剰に緊張させて持ち上げるやり方をされる方が多いです
そうするとギックリ腰になったりするのです
腕の力と足の力では足の力の方が何倍も強いです
逆立ちしたら数分も持たない人でも普通に立っとくのは1時間できたりします
なので、腕はできるだけ固定した状態で上半身を荷物にできるだけ近づけて、
それから、足の力とバランス感覚で持ち上げることが
腰を守る方法になります
腕で持ち挙げようとすると腰への負担が大きくなるので注意して下さい
特に運搬業をされている方や引っ越しで一人暮らしをされる方は要注意です
一人暮らしをされる方を挙げたのは全ての運搬を自分だけでされる人がおられるので
もしも、ギックリ腰になったら助けて貰うまで時間が掛かりつらいと思いますので
書きました
腰に負担が来ない立ち上がりの練習としては
体力的に自信がある方は
両手に水が8割入ったコップをもって、こぼさない様に立ち上がる練習をすると
よいと思います
しかし、高齢者の場合は難しいと思いますので
まずは椅子に座った状態で両足を引いて
次に両手で膝を触って貰い、
膝の上まで上半身を倒して頭が膝の上か前方に行く様に移動して
お尻を少し浮かしてから
両腕で膝を押しながら立ち上がる
練習をして、立ち上がり時の足の力を入れるタイミングを
掴んで貰えればよいかと思います
言葉で書いているので分かりにくいかもしれません
来院して頂きましたら、一緒に立ったり座ったりしながら
納得して貰えるようにご説明させて頂きます
よろしくお願い致します
献身堂 馬野