ニュース&ブログ

NEWS&BLOG

自律神経のみだれとは (東大阪市 整体 献身堂)

自律神経のみだれとは (東大阪市 整体 献身堂)

よく「自律神経のみだれ」という単語を聞きます

自律神経と言われてピンとくる人はまず一般の人でおられません

自律神経とは

と言われて、一般の人ですぐに言える人はかなり苦しまれて

勉強された方だと思います

なぜなら、自律神経は意図的にコントロールすることが非常に

難しい神経だからです

例えば

運動神経だったら、力をいれると自分の意思である程度動かすことができます

感覚神経だったら、物を触って感じることができます

しかし、自律神経は意図的にコントロールする手段が限られています

自律神経に含まれるのは2種類あり、交感神経と副交感神経があります

交感神経は

血管を収縮させたり
汗をたくさんかかせたり
心臓の脈拍を早めたり
消化器系の動きを抑制させたり
脳を活性化などをさせたり

します

副交感神経は

血管を拡張したり
心臓の脈拍を緩やかにさせたり
消化器系の動きを活発にさせる
睡眠状態に促したり

します

なので、交感神経と副交感神経は働きが全く逆に作用します

なので、日中に交感神経がよく働き、夜に副交感神経がよく働いてくれることが理想です

このバランスが崩れた状態を自律神経のみだれと呼びます

俗に精神安定剤と呼ばれるクスリは

副交感神経を優位にさせて

交感神経を抑制させるものです

なので、精神安定剤を過剰に摂取してしまうとなかなか朝起きることができなくなります

目を覚ますには交感神経が優位になって貰わないといけないからです

この切り替えをしてくれているのが

体内時計と呼ばれています

体内時計は本来の時計の時間より若干長いようです

昔は体内時計は25時間と言われていましたが

今は24時間にかなり近いという方向がされています

しかし、ぴったり24時ではないようなので

ずれが生じるようです

なので、朝起きて目から光りを感じることで

体内時計がリセットされているようです

長々と自律神経について書いてきましたが

自律神経のみだれを整える方法を今回、お伝えします

それはなにかというと「深呼吸」です

比較的、交感神経は運動すると優位になりますが

副交感神経が優位に働かせようとしてもコントロールが難しいです

唯一、副交感神経をコントロールできるのが深呼吸になるのですが

女性の方で出産経験がある方は特に苦手な方がおられます

腹式呼吸はお腹を膨らませる呼吸の仕方をしますので

お腹に赤ちゃんがいているときはあまりできなかったと思います

出産時は呼吸を利用して出産の勢いを付けたりもしますが

それ以外では赤ちゃんで横隔膜が下がり切らないため

深く吸い込めず、肺だけでの呼吸をする癖がついていると考えられます

なので、呼吸が浅くなります

呼吸が浅いと交感神経が優位になりやすくなるので

なかなか副交感神経に移行できないことがあります

これが、不眠症に繋がることがあります

睡眠を取るには副交感神経が優位にならない限りはできません

なので、腹式呼吸の練習が必要になります

腹式呼吸が苦手でどうしてもできない方は

お腹を温めて下さい特にへその下あたりを

前述したように消化器系の動きが良くなれば、

副交感神経に移行しやすくなります

ただし、体外から温めるので体内の奥の方まで暖まることができない場合があります

深呼吸(腹式呼吸)では横隔膜が動きます

内臓は横隔膜にぶら下がるような構造になっていますので

横隔膜が動くと内臓が上下に動くことになります

なので、体内が動くことで熱を作ることができるので

外部から温めるよりも早く体内の体温を上げることができる点が優れています

是非、深呼吸を1分間頑張ってして下さい

体が温かくなり、寝やすくなると思います

あなたの悩みの手助けになれば、幸いです

献身堂 馬野

072-968-7654 ご予約