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肩こりは首こりを含むことが多いですが

首こりだけを引き起こす筋肉があることを知っていますか

後頭下筋群（こうとうかきんぐん）といいます

僧帽筋の下にある頭蓋骨と首の椎骨に付着してます

この筋肉はパソコンやスマホを使用するときの姿勢の悪さや

目を酷使して凝り固まり、

首の可動域を悪くしたり、

吐き気やめまいを招きます

後頭下筋群による首こりの症状

①頭痛（片頭痛含む）

②後ろの首の上部の張りや痛み

③首の回転運動や上下の運動が悪くなる

などがあります

首コリを軽減させるには

一番はアゴを引くことです

アゴを引くことで後頭下筋群（こうとうかきんぐん）にストレッチが入り

筋肉の柔軟性が戻ってきます

筋肉が固くなると筋肉の間を通っている神経や血管が締め付けられて

痛みやハリが出現します

また首を回旋させる動作のときはアゴを引いてから

アゴから回旋させるうようにゆっくり動かすことで

しっかり可動させることができます

注意点はゆっくり動かすことです

首は脊髄が中にありますので

急に動かすと痛めてしまう恐れがありますので

くれぐれもゆっくり動かして下さい

急にい動かすと寝違えや軽いむち打ちのような状態になる人もおられます

のでご注意を

基本首の筋肉を鍛えるときは、首を動かさないように抵抗を加えて

等尺性の運動します

意味は関節を動かさないようにしながら力を入れることです

実際の体操では

おでこに両手を当てて頭と両手で押し合いをしたり

片手を耳の上あたりに当てて頭と手とで押し合いをしたり

頭の後ろで両手を組んで頭と両手で押し合いをします

このとき、関節は動かさないことが大事です

押し合いをすることで筋肉は緊張しますので筋肉をしっかり鍛えることになります

どうしても筋トレと言えば腕でダンベルを持ち上げるイメージが強いので

動かすことがトレーニングになると思っている人がいますが

動かさなくても今の様な体操をして貰えれば、しっかり首を鍛えることができます

頭の重みは体重の約10％なのでそれをしっかり支えられるだけの
筋肉は必要です

頑張って、首コリとおさらばしましょう

献身堂　馬野

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