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一般的には猫背とひとまとめにされていますが

 

私的には猫背にも種類があると考えています

 

骨は大丈夫だが背骨を支える筋肉の衰えで姿勢が崩れてなる猫背

 

圧迫骨折などで骨自体の損傷で起こる猫背

 

椎間板のヘルニアで起こる猫背

 

靱帯が肥大して起こる猫背

 

など

 

があると考えています

 

猫背の人を観察すると

 

背骨の上部で急に曲がっている人

 

心臓の真裏が出っ張った状態の人

 

胸椎と腰痛の境目当たりが出っ張っている人

 

腰の真ん中で曲がっている人

 

など

 

いろんな方をみてきまして

 

どの方にも起こっていて困っておられたのが

 

首～背中にかけての痛みです

 

つまり、頭を支えられなくなっているのです

 

本来は頭の下に背骨が来ないといけないのに

 

猫背になることで頭蓋骨の下に骨が来なくなり

 

釣り竿がしなるような要領で頭を首の後ろの筋肉や背中の筋肉を用いて

 

引き上げることになります

 

こうなると頭部がだいたい体重の10％ぐらいなので

 

60ｋｇの人で6ｋｇあることになります

 

これだけの重さを１時間座ってデスクワークをしていたとします

 

6ｋｇを両手で一時間ずっと持ちっぱなしで中に浮かしておくことができるでしょうか

 

まず、普通の人はできません

 

なので、首と背中の筋肉だけで位置を保持するのは非常に疲れるのです

 

なので、猫背の人はすぐに疲れてしまうのです

 

また、猫背になると胸のところの肋骨が下がり、それにつられて首が前に垂れ下がるようになります

 

そうするとストレートネックになりやすくなり、下半身からの振動を首で吸収できず脳に振動が伝わりやすくなります

 

そうすると頭痛、吐き気、めまいが生じると考えています

 

背骨の前後のゆるやかな凹凸は歩いたときなどの衝撃が、踵を着地させるたびに来ないようにクッションの役目としてありますので

 

ストレートになってしまうとクッションの役目が果たせなく、衝撃が脳まで届いてしまいます

 

そうならないようにするには、正しい姿勢（耳穴ー肩の端（肩峰）ー股関節（大転子）ーくるぶしの前が一直線になる）を意識して

 

生活動作を改善していく必要があります

 

高齢者の方で首～背中・肩の痛みで苦しんでいる人が多いです

 

仲間入りしないように今から対策をしていかないと手遅れになります

 

あなたは対策できていますか

 

献身堂　馬野

 

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