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病院などで「運動不足で筋肉が落ちていますね」といわれる人がいます

 

しかし、その人は週2回ジムに通ったり、ウォーキングをしたりしていたのですが

 

そう言われたとのことでした

 

 

不思議ですよね

 

 

そんなに運動をしていても運動不足ってどういうこと？

 

 

って感じませんか

 

 

実はその方が病院に行かれたのは右肩が痛くて腕が後ろに回らないというものでした

 

 

普通に生活するにはそれほど困っていなくて

 

 

後ろに手を回すときだけ肩が痛くて回らない

 

 

以前はそんなことはなかったと言われていました

 

 

 

そこで、全身の骨格のバランスをチェックさせて頂くと

 

 

少し猫背で、肩が前に移動している姿勢になっていました、俗に言う巻き肩です

 

 

 

普通の状態で後ろ手をしてもらうと

 

 

 

体の後ろで手を繋ぐことができませんでした

 

 

 

そこから筋肉をチェックしていくと

 

 

胸板が分厚くなっており、お聞きするとベンチプレスをジムでよくしていてもうすぐ100ｋｇを持ち上げられるかもというぐらい鍛えられているとのことでした

 

 

 

これを聞いたときに筋肉の鍛え方が偏っているのではないかと思い、お聞きするとやっぱり背面の筋肉を鍛えるトレーニングはされていませんでした

 

 

何が言いたいかというと骨の位置は筋肉の引っ張りあいでその位置が決まります

 

 

つまり、片側だけトレーニングして筋肉を鍛えてしまうと

 

 

鍛えていない筋肉は負けてしまいます

 

 

 

つまり、胸側の筋肉が強すぎて、背面の筋肉が負けて、肩の位置を維持することができなくなっていることがわかりました

 

 

 

本来、後ろに手を持って行くには

 

 

まず、背筋を伸ばして、肩甲骨を後方に移動させて、腕を後ろに回すっといった順番があるのですが

 

 

猫背になると背筋は伸びませんし

 

胸の筋肉は腕の骨に付着するので強すぎると肩甲骨を後ろに移動させることができなくなります

 

 

そのため、脳ではもっと後ろに手がいけるとイメージして関節の可動域以上に腕を後ろに持って行こうとして痛みが出ることになっていたのです

 

 

 

このような方の場合

 

 

背面の筋肉をトレーニングしながら正しい姿勢をとる練習をする必要があります

 

 

 

 

このように、筋肉はバランスよく鍛える必要がありますので

 

 

 

極端な筋肉トレーニングは関節の可動域を狭めることに繋がります

 

 

 

もしかすると普段痛くないのに、ある特定の動きをしたときだけ痛みが出るのであれば

 

 

 

筋肉のバランスが崩れているかもしれません

 

 

 

お気をつけ下さい

 

 

 

献身堂では全身のバランスから筋肉トレーニングのご提案をさせて頂いてます

 

 

どうぞ、ご活用ください

 

 

 

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