ニュース&ブログ
NEWS&BLOG
手首をケガすると握力がなかなか戻らない(東大阪 整体 献身堂)
手首を骨折したり、腱鞘炎になる人がおられます
しばらく経って、ある程度治ってくると元のように動かそうと
リハビリしなくてはいけなくなるのですが
だいたいの皆さんは握り方が下手になっています
治ってきているので普通に握れると思っておられる人が多いですが
皆さん握ろうとして握りこむことができなくなっています
そのために、握力がなかなか上がらず物を取り落としたり
荷物を運ぼうとして持ち上げられなかったりします
これはなぜ起こるのかというと
ケガをしたときの治り方を考えて下さい
最初にかさぶたができて中があとからじゅくじゅくしながら治っていきますよね
ということは皮膚に近い所から治って行くのです
つまり骨に近い、深い筋肉層は後から治ってくるのです
なので、皮膚に近い、浅い筋肉層は浅指屈筋と呼び、指の根元から指を曲げる作用があります
これが骨に近い、深指屈筋(指先から指を曲げる作用がある)より早く動き出すことになり
最後まで握りこむことができなくしている原因です
病院で勤務していたときはほぼほぼ握り方が下手になっていた人が多かったです
指は指先からしっかり曲げる様に動かさないときちんと握りこむことができません
リハビリでは、
俗に言う第一関節(正式名称:DIP関節)だけを動かす様に
第一関節の下あたりをもう片方の手で押さえて
動かしづらくなっている手の指を動かす練習をしてから
握りこむ練習をすると上手く握れるようになります
私の経験ではだいたい8割の方はこれで動きがよくなり
繰り返し練習することで握力が復活して行かれました
動作にはそれを始めるための順番が存在します
それを正しく行なわないと動作が完成しません
野球のピッチャーが投げたボールと素人が投げたボールが
一緒のようにならないように
コツが存在します
なので、握り方ひとつでも指導されるのとされないで
自己流でするのとでは
治り方が違います
あなたの動作は順番あっていますか
#東大阪 #整体 #献身堂
#握力低下 #握り方 #手首のケガ
#骨折 #腱鞘炎
#リハビリ #指 #動かし方