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朝起きると首が痛いことがあります

これは首の後ろの筋肉が緊張しすぎて

寝ている間中、頭を枕に押しつけているのです

献身堂では最初のチェックのときに

仰向けで頭が軽く上がるかどうか確認します

アゴの突き出しが多い人ほど

頭が重たく上がりにくくなっています

つまり、寝ている時間が4～5時間だとして

寝相がそんなに悪くない状態なら

4～5時間ぶっ通しで頭を枕に押しつけていることになり

起きる頃には痛みが生じる

状況になるのです

なぜこんなことになるかというと

日中にアゴを随時、突き出していたら

筋肉がだんだん短くなっていき

力を緩めようとしても

元の筋肉の長さまで伸びなくなるのです

私たちが普通に経験するものに例えると

思いっきり20秒間こぶしを握りしめていると

手を開こうとしてもなかなか開くことができなくなるのと

一緒なのです

筋肉は収縮する能力しかなく

自ら伸張することができないのです

なので、収縮しすぎると

どんどん短縮していくのです

短縮していくと

少しの伸張の刺激が入っただけで

つるっといった症状がでることもあります

このようなことを防ぐには

日頃からアゴを引いてしっかり

のど仏を上下させるために

飲み込む動作を確実にすることが大切です

飲み込む動作が中途半端になると

誤嚥をしてしまい

飲み込んだものが肺に入ってしまい

誤嚥性肺炎に繋がることになります

のど仏をしっかり動かすには

アゴを引かないといけません

これが随時できるようになれば

朝起きた時の首の痛みも軽減されます

あなたの朝の首の痛みは

日中のアゴの突き出しが原因の可能性が高いです

一度しっかり、アゴを引いた状態で過ごせるように

努力してみて下さい

首の後ろが楽になってくると思います

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