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腰痛で整形外科で診て貰うと

腰のけん引をしてもらうことがあります

この腰のけん引ですが

体にどんなことが起こっているのかをあまり説明されずに

していることがあります

腰のけん引ですが

昔の機器だと仰向けに寝て、レバーを両脇に引っかけて

骨盤をベルトで固定しワイヤーで巻き取りながら引っ張ります

そうすることで

背骨を引っ張ることになるのですが

目的としては椎間板などにかかる圧力を除圧することになります

人間は立っていると体重が背骨に掛かります

そうすると椎間板などに圧力がかかり、ヘルニアなどで飛び出た椎間板の後ろにある神経を圧迫したり、

骨が変形して神経に触れたりすることがあります

そうすることで、しびれや痛みがでますので

背骨を引っ張ることですき間を作り、神経に当たりにくくするという考えです

しかし、背骨は首で7個、胸で12個、腰で5個あり

生理的湾曲という名前がついているように

真っ直ぐではなく、ゆるいS字カープになっています

そのため、単純に背骨を引っ張っても

骨と骨の間が広がりやすい所と広がりにくい所ができるので

問題が起きている場所がきちんと除圧できるかは分からないのです

かなり大雑把な対処療法なのです

なので、効果があると言われる人とあんまり効果がみられないと言う人がおられるのです

私の考えとしては効果的に軽減させていくには

骨を一つ一つ調整して整えてから、体幹の筋肉をトレーニングして

きちんと背骨を支えることができる体を作っていくことが大切だと考えています

骨が整っていないのにトレーニングしても体のゆがみが固定されてしまうだけだと

思います

整体はトレーニングする前に行なって、それから体幹トレーニングをすると

効果的と考えます

整形外科でけん引をし続けていてあまり効果がみられないと感じたら

あなたの体にはあっていないのかもしれません

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